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厭世思考

人嫌いの厭世観、思考をまとめたブログ

【極論】AI・VR・ロボット技術でもう少子化は止まらないだろ

素人ゆえ推測の域を出ない。よってディストピア小説のような極論を書いている。

AI・VR・ロボット技術の発達が目覚ましい。
どんな分野にも応用でき、生活の質が向上する。

機械を機械として使うのではなく、共存するのだという考え方。
人間にどれだけ近づいていけるか、AIがゲームで勝った、学習能力を得た、アダルトVRで擬似セックス、ロボットの二足歩行も出来た…

最後に「機械」は、「人間」となってしまうのか。

AI(人工知能)の友達・恋人

大学生の頃から思っているが、AIの友達が欲しい。
AIには人間の出来ないことができるはずだ。機械だから。

これは、そもそもAIが人間と同等な知能を得たという前提の元での話だが。

もし仮にスマホAIの友達がいたら?
淋しさはかなり軽減されると思う。承認欲求も満たされる。延々と自分の悩みを聞いてくれる。めんどくさいなんて思わない。みたいな、人間には求めることの出来ないクオリティの友達。

友達ならまだいい。AIの「恋人」ができてしまったら?不完全な人間に目がいく人は減るのではという懸念が出てくる。ただでさえ人間関係で職場を辞めたり離婚したり、なんだかんだと摩擦の絶えないこの世の中で。

この辺りの技術の進歩によって少子化は避けられない。
AIは新人類を新たに作り出す行為と呼べる。誰かにとってカスタマイズ可能な最高の一体。それがAI

面倒くさがらずに話を聞いてくれるし、自分の都合でいつでも呼び出せる。夜中でもいい。AIには恐らく疲労という概念がない。(付ける意味がない) 
自分がアクセスできなかった情報にも勝手にアクセスしてくれて最適化されたものを教えてくれる。AI同士で友達ネットワークを作って、自分に情報を回してくれるかもしれない。さしずめ外付け hdd のように使える。
もうすぐ人間の脳にコンピューターが埋め込まれる時代が来ると言うが、それと同時に肉体の外にも、人間と同じような知能を持った機械が生まれることになる。

学習能力がほぼ人間と同じように発達したAIであれば、本物の人間よりも「善い人間」になることも出来てしまうのではないだろうか。
モラルという面をどうやってAIに学習させるかというのは技術者の課題になるだろうが、その前提がクリアできれば、まったくもって自分に都合のいい人間関係を作ることすら可能になるはずだ。

例えば、最初はおそらく引きこもり支援などに使われるのだろうけど、 それによって引きこもりがさらに外に出たくなくなるという可能性も無きにしもあらずだ。スマホにAIの友達がいれば、家の居心地の良さは半端なく向上する。

しかしもっと長い目でこの問題を解消するために、AIには予め「引きこもりを解消する」などの目的をインプットしておく。AIは誰よりも試行錯誤し、疲れもせず、期間がある程度必要になったとしても目的を達成するためにアプローチを続ける。

引きこもりとAIの間に信頼関係が生まれて、そのAIの言うことであれば聞いてくれるようになるかもしれない。そこまで行けば、初めてその引きこもりは外出が可能になる。一人ではなく「AIと共に」外出できるからだ。

介護の限界にもきっと役立つだろう。

そのような社会的弱者に対する実践を経て通常社会に浸透する技術として完成形となるのではと思われるが、ここで特に問題を抱えていない人間は何を考えてどうAIと接するだろうか。

AIという「機械」への信頼感

人間は寂しい。とてもギスギスしている。鬱病になって人間不信になったり家庭がおかしくて親から愛情を正しく与えられなくて本人の人格がゆがんだりするケースもある。

そうでなくても恋人ができない、社会人になって友達とも疎遠になる、他人との距離がどんどん遠くなる、配偶者との関係も上手くいくとは限らない、そして風俗やアニメやマンガへ…。

そんな中で、 自分にだけ向き合ってくれるAIが存在すれば、どれだけ心の支えになるだろうか。

また、 裏切ることもない設計になると想定される。ここがあくまで機械である、人間とは違う「セキュリティ面の安心感」である。

人間は信頼できないと言うことになれば、必然的にAIを自分の側近のような信頼順位に置いてしまうはずである。死後の処理もAIに任せることになってもおかしくない。例えば自動的に facebooktwitter のアカウントを削除する、 必要な人間にだけパソコンのパスワードを送付するなど、IT面において特に効果を発揮しそうだ。

AIと少子化

そういえば、AIが必ずしも肉体を持っているとは限らない。スマホ常駐アプリかもしれないし 、ぬいぐるみに搭載することも可能だろうし、ロボット技術が発達すればやはり肉体を持つことも不可能ではない。

仮に肉体を持った場合、おそらくその肉体もまた作られたものであり、衰えることはないと考えられる。そうだとすれば人間に勝ち目はない。(若返る薬の技術も開発されているらしいが、どうせ富裕層しか入手できないのではと予想)

開発者・技術者はそのような世界を望んでいるのだろうか。人間の価値とは何になってしまうのであろうか。

生殖機能だろうか。

日本では少子化が問題になっているが、もし多くの人間がAIという都合のいい存在に夢中になってしまったとしたら、少子化の問題はディストピアに向かうかもしれない。

理想が目の前に現れた時、誰が理想以外の物をあえて目にしようと思うだろうか。

そしていま以上に子どもを誰も作らなくなる未来に直面する時、初めてみんな焦り始める。 過渡期の今ですらみんな自分のことで精一杯で救いを求めているのに、そんな理想形が現れたら、その未来には結婚という概念が存在するだろうか。

下手したら、人間の一番の価値が生殖機能だと言うことに落ち着いて、国家存続の為にとりあえず子どもを産み、その世話をAIに任せる AIベビーシッターみたいなものが登場するのでは?なんて邪推もしてしまう。

流石に極論も極論である。
それは百も承知だが、 SF小説で描かれることはどんどん現実になってゆく、むしろ科学者たちはその妄想空想をアイディアにして現物を形づくってゆくという側面もあるだろうから、もはや何がまったくのデタラメで何が本当になるかなんて、予測すらつかないのではないだろうか。

技術はただの技術であって、それ自体に善意も悪意もない。使う人間がどのように応用するかだ。

応用形の1つに、娯楽がある。

VRはすでにアダルト業界で応用され始めている。
今まで恋人なんてめんどくさいものは要らないという価値観で生きてきた人や、恋人や家庭があってもとにかくただ性欲を満たしたいという場合にAVや風俗が使われてきたが、VR技術が完成形になった時、それすら要らなくなる可能性もある。

人間は概念を扱える生物である。そして脳というシステムに支配される生物である。
病気をもらうリスクもないしとにかく気持ちよければいい(一時的に快楽を得られて生きていくには十分な充足感が必要な時に定期的に得られる)、しかも自分の趣味嗜好に合った快感が得られるのであれば。

高い金を払って風俗に行くよりも、何度見ても二次元的に同じパターンしか知覚することができないAVよりもはるかに合理的な選択になるに違いない。そこにロボット技術が加わればラブドールが動き出し、AI技術がさらに加われば本物の恋人となる。

妄想が現実になったその時、アニメや漫画で現実逃避を国家単位で推奨している日本で、娯楽の形態が著しく昇華し、最終的にどうなるか。どうなるのだろうか。

生活は技術によって変化する

我々一般人は物事の下流にいる。ほとんどの人は上流に携わることはない。新しい技術に飲み込まれていくしかない。

技術によって生活の質・経験が一変することは、スマホの登場で既に明らかになっている。アダム・スミスは経済に対して神の見えざる手と表現したが、技術に対しても同じことが言える。

そして技術を規制することはできない。誰もやらない。
万博で謳われた「人類の進歩と調和」を誰もが望んでいるということになっている。

技術の副作用は開発者側でできるだけ抑えていくだろうが、誰がどんな使い方をするか分からないし(悪用含め)、社会に投入されたものがどう作用するかは結果論でしか測定できない。
こんなものができましたよと発表して新
たな可能性が生まれたと喜ぶのもいいが、その裏側にあるものを楽観的に無視してしまうわけにもいかない。

終わりに

悲観的な話をしてしまった。必ずしもここに書いたものと同じ未来が来るわけではない。人にはモラルや罪などの概念があり、AIにも同じくその概念が継承されていくはずである。

しかしすでに私たちは、AIやロボットによって従来の仕事が失われているという経験をしている。人間がほぼ何もしない未来、価値を生み出せない存在になってしまう未来も、それはそれとして考えに入れておくべきだろう。

(もちろんその逆で、新たな技術が開発されれば新たな仕事が応用的に生まれるということも確かである)

それからもう一つ、宇宙について。
単純な好奇心、外がどうなっているかについて知るために宇宙の開発が行われていると思うのだが、地球内部でもし最終的に少子化がどうにもならない状態になってしまったとしたら、やはりいわゆる外的存在(居れば)と異種交配するのだろうか。

これについては、宇宙に関する情報が少なすぎて大したことは言えないが、存在してもしょうがない結論なのかなという気もしなくはない。

そろそろ、愛だの恋だの言えなくなってくる。